第4回 邦人・日系人高齢者問題協議会議事録
日時:2005年8月11日(木)午後3〜5時 ニューヨーク日系人会にて
最初にスーザン大沼会長の挨拶、続いて高齢者問題協議会の趣旨が下記の通り発表され、参加者全員で確認された。
「JAA高齢者問題協議会はニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、フィラデルフィア在住の邦人、日系人がより良い高齢者生活を過ごせるために、ニーズにあったサービスとは何かを協議していく機関である。そのために、人口の高齢化動向とニーズの実態調査(研究)、高齢者問題への意識向上(教育、広報)、高齢者問題の支援団体や情報源、資金の確保(協力)を行い、邦人・日系人の相互扶助と福祉厚生の充実を目的にする。」
続いて、前回の議事録が承認された。
広報と募金(Fund Raising)で企画された 「折り梅」上映会(6月21日ジャパン・ソサエテイ)の会計報告書が野田美知代事務局長から提出され、$2,293.46 の Fund Raise があったと報告された。次の広報・募金企画の「加山雄三デビュー45周年記念コンサート」を企画している金子洋明氏が会議に参加され、加山雄三氏も訪米中で、現在カーネーギーホールで打ち合わせ中にて、この会に参加できないが、よろしくとの伝言を受けていますと話され、コンサートの協力を要請された。野田事務局長から日系人会では$100チケットを10枚購入予定で、$65チケット、$45チケットの販売を推進していると話した。奥山爾朗総領事館広報センター所長から12日夜、安藤大使公邸で加山雄三氏を囲んでのレセプションが開催される事が報告された。このコンサートの収益金は高齢者問題協議会へ寄付される。
続いて、今後の活動についての話し合いに移った。野田事務局長から今まで6委員会(プロジェクト)であったが、検討の結果、下記の5委員会(プロジェクト)として具体的な目的と活動、役割分担が提示された。
1.調査 - 高齢者の把握 人口およびニーズのアンケート案の作成、実施、調査結果作成を行う。溝田弘美さんから調査案が提出された。ニューヨーク地区(Tri-State & PA)に在住する邦人・日系人の50歳以上を対象にして高齢者の数、推移、実態、およびニーズを把握するために行う趣旨が発表された。より多くのアンケート協力を得るために団体、グループに協力を要請したり、メディアを通して呼びかける方法などが提案された。本位田拓領事から総領事館も在留届けを提出している邦人には領事館からアンケートを配布する事ができる事や、専門家のアドバイスが必要な場合は紹介すると助言があった。坂上恵子NY市保健局シニアプロジェクトマネージャーから公的にアンケートを行う場合の基本的知識を協議会委員内で共有する必要があるとの観点から参考資料が提出された。又、領事館の関久美子さんから、領事館林彰医務官からの助言 (CDC's Healthy Aging for Older Adults http://www.cdc.gov/aging/ のチェック)や、過去のアルバート・アインシュタイン医科大学名誉教授・竹友安彦先生の行ったアンケート結果などが提出された。近日中に調査委員を持ち、再検討する事にした。アンケートを作成する事は大変難しい事であることが確認された。
2.広報(PR)、情報&教育 - 案内誌作成、ニュースレター、教育イベントを企画する。近藤三奈さんから広報活動内容が提示された。高齢期を迎えるにあたり知るべき事や、高齢者問題協議会の存在、活動内容を一般に広く知ってもらう為や、高齢者に関する情報提供のできるブックレットを早急に作成する事や、メディアやウェブサイトを作り、問題意識を広めていく事を挙げた。また、協議会内の知識の共有のための勉強会をしたほうが良いのではとの提案がなされた。溝田さんから AARP http://www.aarp.org/ を活用してはどうかと言われた。
3.高齢者サービスの強化 - 日系人会とJASSI (Japanese American Social Services, Inc.)の活動の充実。スペシャルゲストとして参加したJASSI 会長のピーター・レダラー氏はJASSI の経済的困難な現状と打開策がない場合は9月末で閉鎖を考えていると話された。この件は協議会の後、関係者で話し合いを持つ事にした。日系人会として、20人が入居しているイザベラ高齢者センターの募金活動を今年も支持すると発表した。
4.高齢者施設のリサーチ - 日本人に合う施設の発掘を目的にして、日系人会は都市型施設、プリンストン日系人会は近郊型施設をリサーチする事にした。見学スケジュールを立てみんなに呼びかけたほうが良いとの意見があった。見学の場合、チェックリストを作成する事にした。
5.資金調達 (Fund Raising & Grant) については時間がなく、次回とする。
調査委員会は近日中にミーティングを開き、アンケート用紙などを再検討し、次回の会議で集中的に討論する事にした。次回協議会を9月1日(金)午後3時ー5時に開催する事で閉会した。
NY日系人会 野田美知代