件  名 : 第2回邦人・日系人高齢者問題懇談会・報告
 
差出人 : バナス真理子
 
送信日時 : 2005/05/17 09:06
 

プリンストン日系人会の皆様へ

5月13日(金)午後3−5時、マンハッッタンのNY日系人会JAA)ホールで行われた、「第2回邦人・日系人高齢者問題懇談会」にペスカ一実さんと2名で出席しましたのでご報告します。全体で約25名の参加者がありました。下記の決定事項と発表概要をご覧下さい。

副会長の大塚さんが先日、MLで報告された、「第1回邦人・日系人高齢者問題懇談会」もそうですが、この懇談会の報告や進展、JAAでまとめられた報告書をPJAのウェブサイトに順次、掲載していきたいと思っています。

JAA作成議事録・第2回邦人・日系人高齢者問題懇談会 (2005年7月11日掲載)


バナス真理子

=========================================
決定事項:
日本人高齢者問題協議会(仮称)」を JAA下に組織することが参加者から賛同され、5月18日JAA理事会で承認されることが見込まれています。領事館にはこれまでどおり、アドバイザーとして協力をお願いしていく。協議会の目的を明確にしていくことが今後の急課題。次回、6月20日(月)3−5時(JAAにて)までに、下記の「組織化についての5つの案」のうち、いずれかを各参加グループで検討して、次回発表することが求められ、プリンストン日系人会(PJA)として、4番の「高齢者施設のリサーチと見学」を引き受けてきました。それと、JAAが協議会の目的(原案)を参加団体に送付予定で、修正意見等を折り返し、送ることも要請されました。

「高齢者問題協議会(仮称)」の組織化についての案
1.調査委員会 - 高齢者の人口とニーズのアンケート準備委員会
2.NYで老後を考えている方への案内雑誌の作成
3.現状の日系人会、JASSI (Japanese American Social Services, Inc.)の活動の充実
4.高齢者施設のリサーチと見学
5.生活に困っている高齢者救済方法(老人ホームにベッドを確保したりとか)

発表概要:
1.領事館・総務部長の奥山爾朗さんから今後予定されている2つのイベントへの領事館協賛レターの原稿が紹介された。こういったイベントの目的の1つに、「日本人高齢者問題協議会(仮称)」の広報活動を組み込むという提案。最初のイベントは、6月21日(火)、ジャパンソサエティでの日本映画「折り梅」上映と松井久子監督と演出家・宮元亜門氏とのパネル討論。

(映画紹介 http://www.oriume.com/)  

2つ目のイベントは10月6日(木)カーネーギーホールで予定されている加山雄三さんのコンサートです。

2.領事館・領事部長の山本譲さんから、2002年米国国勢調査に基づく60歳、65歳以上の邦人、日系人の人口データ(NY領事館管轄内)が紹介された。やはり、領事館に提出されている在留届ベースの在留邦人数(2004年末現在)と比較して、誤差が生じており、その正確な理由は領事館の方でもつかめていないということでした。 ちなみに、Princeton Borough &Township在住の60歳、65歳以上の邦人数は、領事館データでは、60歳以上が48人、65歳以上が29人、国勢調査では60歳以上が17人、65歳以上が13人という結果。

3.NY市保健局勤務の高齢者プロジェクトマネージャーの坂上恵子さんからは、市保健局の一部
Dept. for the Aging (高齢者サポート課)の紹介、アジア人コミュニティ、特に韓国系、中国系の高齢者サポート団体の紹介、実情の説明があり、高齢者問題関連の本のリストが参考に手渡され。NY市の  Housing Authority も高齢者の住居探しをサポートしているとのこと。 NY市には老人ホーム(Nursing Home)が340以上あり、入居申請書類は各施設によって異なるので各自問い合わせ要。重要視されていることは、高齢者のビザ問題よりも支払い能力だが、本人のビザ問題が支払い能力に影響すると判断された場合は入園が難しくなることもあり得るとのこと。

4.USY Consulting Inc. の吉田礼三さんが、先ずJAA主催で行ってこられたイザベラ老人ホームへの好印象を簡単に語られた。吉田さんは40年間にわたって、邦人・日系人を援助する資金集め活動に大いに貢献されてきた方で、その経験に基づいて、ご意見があった。資金集めの目的からすると、有名人を呼んでのイベントは効果が少なく、米国式に「資金集め」を直接、謳って集めるということ、集める機関の信用性、信用のおける協賛(Endorsement)の3つが重要だというご指摘に、納得させられた参加者一同でした。

以上